累代せんとなぁ・・・ [ダイオウヒラタ]
・・・ということは、このとき割り出した幼虫が羽化して成熟してきたのである。
元々購入したときは興味も無いのに、安いからと買って飼育し始めたのだが、ここまで飼育してくると何か愛着が湧くんだな。
・・・累代は羽化ズレが普通に起こるから、♀の確保が重要になる。
今回は、兄弟♀が1頭生存している。
それに同産地のWD♀を2頭用意しているから、累代は大丈夫だろう。
ダイオウヒラタ CBF1 ♂ 体長81mm 2012年秋頃羽化 東ジャワ イジェン産
今回羽化した中では、最大個体なんだけど、81mmというのは少し情けないかな。
この個体は、体長78mm。
見てみたけど、兄弟との区別はつかないなぁ。
体長42mm春~初夏頃羽化
まぁ♀だから、大きさなんか気にしないのだが、幼虫が取れたら88mmくらいの個体をつくってみたいもんだ。
3♀で幼虫60頭以上、・・・容易い数字なんだが・・・
累代継続・・・ [ダイオウヒラタ]
実は♀が全て★になっていて、継続は不可能だった。
それに幼虫がそこそこ居るから、累代は問題ないんだよね。
しかしそんな状況でも、♂はどんどん羽化してくる。
・・・でも累代はオッケーだから♂の必用は無いのだ。
♂単品でオクに出品するのも面倒くさいな・・・
そうこうしている内に、♂は後食を始めた。
・・・
・・・!
ポチっとな!・・・である。
エッ!
幼虫・・・沢山居るがな!
名古屋のア〇ストという業者が、ホント安~くダイオウヒラタのWD♀単品をオクに出品しているのである。
しかも詳細産地まで同じだ。
・・・まぁF3♂もここで買ったから、当然かな。
一般に虫は、後で交尾した♂の精子が使用されると言う・・・
だったらダイオウヒラタもそうじゃないのかな・・・?
・・・という訳でWD♀を買ったのだ。
ホントは累代物が欲しかったが、販売されていなかったから。
この♂がパパ・・・なのかも知れない。
ジャワ島 イジェン産 F3 体長80mm 2011年1月羽化
累代物・菌床飼育だと並みのサイズだろう。
同じ菌床を使用して・低温・底面積の大きなビン・・・85mmオーバーを狙えるんじゃないかな。
マットにも幼虫は出てきていたけど、材に卵を産んだみたいだ。
産卵木の割りカスを粉砕したマットだと、♀が気に入らないのかな。
一応この幼虫達はCBF1になる・・・交尾確認してるからね。
結局♀親は、13頭の幼虫を残してくれたけど、★になっていた。
WDだから幼虫の数はわからないけど、幼虫を残してくれた♀には感謝だ。
・・・累代はしっかり継続しとるのぅ・・・
引き続きでは無いけど・・・♂羽化 [ダイオウヒラタ]
期待していないけど、割り出し・・・ [ダイオウヒラタ]
元々あまり好きじゃないクワガタだけど、何故か累代している。
♂のアゴは大きく湾曲し、体はズングリしているから好きじゃないのかも。
産卵セットしてから3ヶ月、割り出すには遅すぎるかな。
・・・まぁ、未産卵なら累代中止出切るし。
産卵木は、水分が無く、全く乾燥していた。
・・・多分幼虫は居ないな。
産卵木を抜くと・・・
何と♀が元気に出てきた。
エサも長期間切れていたから★になっていると思っていたが・・・
期待も何も無く、産卵木を割って行くと・・・
ウゲッ! 幼虫だ。
こんな乾燥した産卵木にも産んでいる。
・・・それに育っている。
累代はF3 産地は東ジャワ島 イジェン産
その後、産卵木を調べると食痕がある。
♀親はエサ切れにもかかわらず、元気だ・・・
“幼虫達よ”アーメン。
結局、幼虫は2頭しか取れなかった。
でも考えると“2頭も”取れたのかも。
♂親はとっくに★になっているけど、♀が有精卵を産んでくれているから再セットやね。
しかしこの種、中々縁が切れそうにない。
PS
割り出し後、何気なくクワガタの棚を眺めていたら、プラケ底面に幼虫の姿が見えた。
・・・?
何の幼虫なのかな?
プラケには何も書かれていなかった。
幼虫が居るからには、何かの産卵セットだったのだろうが、数ヶ月様子を見た後で割りカスを処分してマットだけにしていたんだろう。
でも中々大きく育った幼虫だ。
でも不明虫なんだよね。
マットから3頭も不明虫が見つかってしまった。
まぁ半年~1年ほどで幼虫は羽化するだろう。
それまでは何の虫か、楽しみにしようじゃないか。
最後の♂羽化 [ダイオウヒラタ]
8ヶ月ほどという幼虫期間で羽化。
それじゃ、引越しの合間に掘り出してみよう。
引越し作業ばかりじゃ、イヤになるし・・・
でも幼虫期間が8ヶ月だと早いな。
しかも前蛹や蛹の時間を考えると、実質幼虫期間は更に短い。
・・・短い!
多分小さいだろうな。
・・・そう思いつつ、掘り掘り・・・
羽化は今年の8月 体長は80mm 累代はF2だ。
インドネシア ジャワ島 イジェン産
この短い幼虫期間で80mmだと結構大きくなる系統かも。
ダイオウヒラタは飼育中止しようと思っていたけど、どうしようかな。
この個体では、内歯が凹んでいる。
・・・蛹の時期が高温だったと証明している。
低温だったら81~2mm程度になったかも。
この個体には幼虫時の体重データが無く、確か800CCボトル1本と2000CCガラス瓶で羽化した個体だ。
しかも2000CCガラス瓶では、エサ食いしておらず、直ぐに蛹室を作っている。
まともに幼虫を取り、菌床飼育すれば大きくなるかも。
エアコン使用で幼虫時飼育温度を低く出来そうだし。
う~ん、迷うな~。
割り出し5 [ダイオウヒラタ]
・・・このまま終わったら、縁起が悪いかも・・・
・・・という訳で、ダイオウヒラタの産卵セットも割り出すことにした。
10月2日にセットしてあるが、今まで放置されて割り出されていない。
原因は多分、私好みの種じゃないから・・・
じゃ、何故スマトラヒラタの飼育をしていないのか?
多分〇〇君とかいう系統が良く飼育されているから。
私は血統嫌いだから・・・
ダイオウには血統が無い。
見ると、産んでいるような産卵木である。
楽しみに割っていくと、黒っぽい成虫らしきものが見えた。
・・・? 親♀かな?
ややつや消しになっているが、親♀だった。
産卵木の中に潜っていた♀だが、そこから干からびた幼虫の皮が見つかった。
エサ食いの無い、♀だった・・・
最近では、人間の親でも子供を★にしたりしている・・・況や、クワガタなら・・・
更に産卵木を割っていくと、幼虫が見つかった。
鬼畜の♀の目を掻い潜って、良く生きていたものである。
マットからも幼虫が見つかる。
しかし、マット産みされたものじゃない、産卵木に産み付けられたが、脱出した幼虫だ。
産卵木が飽和状態だから逃げ出したのか、親♀から逃げるために脱出したのか・・・
このパパにはそういうことは、判らない。
ただ交尾意欲が満々だとは認めるが・・・
結局、この産卵セットからは8頭の2令・3令幼虫が見つかった。
内1頭は8gある♂であった。
しかしヒラタ幼虫の♂のアゴは大きい。
オオクワではここまで大きくならない。
8頭の幼虫では少ないかな、もう1回セットするかな。
ついでのペアリング [ダイオウヒラタ]
こちらはアルキデスとは違い、全く産卵を期待されていません。
元々、アゴが湾曲し、体幅の広さが強調されるダイオウは、私の好みではありません。
見れば見るほど品が無く、まるで自民党の某代議士のように見えます。
でも販売もされず、羽化後の時間も経ってしまったので、仕方なくペアリングをしようとしています。
ダイオウヒラタ ジャワ島イジェン産WF1♂72mm 2008年2月羽化
♀ 2007年12月羽化 43mm
憎まれっ子世に憚るということなのか、こいつら早速・・・
交尾してやがる!
累代したくないな~場所も無いし・・・
そう思っていたが、交尾ね~
累代は確実そうだね。
エッヘン、未来のとうちゃんです。
“人に好かれようが好かれまいが、数が多ければ勝ちなんですよ”そう言っているようなダイオウ・・・
確かに君の言うとおりだネ。
花嫁確定の♀。
あとは爆産するだけか・・・
何か、このカップル・・・ほっといても大きく増えそうである。(怖
WF1羽化 [ダイオウヒラタ]
以前から羽化しているなと気づいていましたが、今日掘り出しました。
ダイオウヒラタ ジャワ島イジェン産WF1♂71mmです。
♂では羽化第一号ですが、羽化している♂はこの1頭だけで、残りは幼虫か蛹をしています。
少し小さな♂ですが、羽化第一号は良いですね。
菌床800CCボトル1本で羽化させてしまったら、やっぱり小さいですネ。
同累代の♀です。
46mmあり、大きさはマズマズでしょう。
この♀は深夜、私の枕元を散歩していた活発な娘です。
この♀以外でも日中、座布団の上を散歩していた娘とか、この兄弟は活発な娘が多いです。
このダイオウヒラタも累代せずに、この代で飼育終了です。
割り出し [ダイオウヒラタ]
今年の2月15日(木)にセットしたダイオウヒラタWDでプラケ底面に幼虫が見えている♀の産卵セットを暴きました。
マット生みがメインかなと思うほどマットに幼虫の姿が見えていましたが、割り出すとマットの方が多かったですね。
しかし産卵木も割り出すとそこそこ幼虫が見えます。
セット後2ヶ月弱の割り出しなので、幼虫の数は期待していませんでしたが、中々爆産してくれたようです。
符節切れでボロボロになっても生んでくれた♀・・・安らかに眠れよ・・・って、まだ生きています。
結局、39初二令幼虫と6卵産んでいます。
産卵木は保存しているので数頭の幼虫が得られるかも知れません。
しかし、大食いのダイオウヒラタですから少し数が多いようです・・・6頭づつ里子に出して、福井県の御大のプレ企画にも協賛すると丁度良い数になるかもしれません・・・やってみましょ!
幼虫 [ダイオウヒラタ]
ダイオウヒラタWD♀ですが、1♀が★・1♀が脱走し飛び回って捕獲され、ミニプラケに入っています。
だから最後の1♀でブリードしていますが、この♀の状態が良いのか沢山生んでいるようです。
画像には3幼虫が写っていますが、実際にはプラケ底面に10幼虫が確認できます。
今年の2月15日産卵セットなので1ヶ月ほどで10幼虫以上生んでいることになります。
ダイオウヒラタの♀は全て小プラケに産卵セットしていますから、効率が非常に良いです。
又、幼虫が2令になっているので、温度は25度ですが高いのでしょう。
それを考えると、幼虫飼育は20度以下が良いのでは? と思っています。
目指せ95mm~ですよ・・・目標は大きくネ。