割り出し [熊本産オオクワガタ]
あれから2ヶ月・・・
・・・割り出そう。
太目の産卵材だから1本でセットしている。
材は、クヌギだが、ちょっと硬いのが難。
材を取り出したら、底に♀が・・・
産卵して疲れたのか、ひっくり返ってノンビリ煙草を吸っていたようだ・・・ウソだぴょ~ん。
材を割る・・・割る・・・硬い!・・・ホント硬い!
3初令幼虫もプチュしてしまった・・・ア~メン。
取れた幼虫は、初令中期のものが多いが、ここは一発大きくなってもらおうとカワラ菌床に入れた。
・・・エッ、幼虫を割り出したときの画像って・・・
何時も写真を撮っているとは限らないのだ・・・単に忘れただけだったりして。
結局取れた幼虫は、18初令幼虫のみ。
卵も取れなかった。
セットしてから2ヶ月・・・得られた幼虫が初令初期~中期、産み始めが遅かったのだろう。
それに卵も見つかってないから、産卵もさっさと終えたのだろう。
・・・なんちゅう♀や!
父親の勇姿である。
♂は体長73.6mm、♀は45.3mm・・・得られた幼虫が大きくならないとは誰も言えまい。
東北南部産だと頭部幅と前胸背板幅に差があり、格好良いとは言えないが、この熊本産は差が少なく格好が良い。
九州産では、格好悪い個体というものをあまり見ないのである。
ただ例外的に、私が飼育している久留米産がブッサイクなのだ。
アゴがどん詰まりで格好良いとは言えない・・・でも、累代しているんだよね。
怖いもの見たさと言うか、ブッサイクな個体は累代してもブッサイクなのか・・・
・・・まれにトンビが鷹を産むかも知れんし・・・
まぁこのF3達には無縁な話だ・・・そう思いたい。
産卵セットへ [熊本産オオクワガタ]
ペアリングへ [熊本産オオクワガタ]
羽化 [熊本産オオクワガタ]
この頃、毎日のように国産オオクワガタの♂が羽化している。
これらの♂もその内の2頭で、熊本県菊池郡合志町産F3のオオクワガタ♂である。
800CC菌床1本で羽化しているだけに、小さな個体だ。
しかし、800CCポリボトル1本で羽化しているのだから、潜在的にはもっと大きくなっていたかもしれない。
・・・1400CCボトルを1~2本使っていたらな~
上記画像は同一個体で、エサ換え時最大体重19g、体長68~9mmといったところで羽化していた。
この個体は、上記個体よりも少し小さい感じで67~8mmで羽化しているんじゃないかな。
熊本産だから多分菌床はクヌギが良いのだろうが、実際はブナ菌床を使っている。
このもの達だけを特別扱いには出来ないのだ・・・
F4幼虫になったら、どこまで大きくなるか実力を試してみたいものだ。
羽化中 [熊本産オオクワガタ]
お昼頃に覗いてみると熊本県菊池郡合志町産F3♂が羽化中でした。
この♂はなぜかしら、低温幼虫飼育コーナーに入っている妙なオオクワガタです。
エサ換え時最大体重19gとそれほど大きくないのですが、低温幼虫飼育コーナーに長期間入れられていたので体長には期待出切るものがあります。
エサ換え後にエサを食ってから蛹化したとか、低温飼育でじっくり育ってから蛹化したとか・・・
まっ、体長は後日に・・・
熊本産オオクワガタ [熊本産オオクワガタ]
熊本県菊池郡合志町産オオクワガタ F2
この個体の親のF1成虫ペアを北九州の採集者から2003年に購入。
この採集者は、以前はHPを持っておられたが今はブログを持っておられる。
私が信頼する福井県の某御大が信頼されている方なので、当方も安心して購入した。
確かサイズは♂73mm ♀46mmだったと思う。
2004年にブリードし、2005年に羽化。
今流行の極太個体ではないが、バランスのとれた個体だ。
私は人工的な感じがするアゴだけが太い個体は好きではなく、全体的に太い森田Gのような個体
を理想としている。
F2♂74mm
体の太さ、アゴの太さ等バランスのとれた良い個体だと思う。
このF2を使って今年ブリードし、15頭ほどの幼虫を得た。
幼虫は少ないがこれは私の手抜きが原因だ・・・採集馬鹿だから・・・
現在は全て菌床に入っている。