羽化成虫ペア １

私はこの頃クワカブの管理が悪く、飼育を止めた方が良いんじゃないかと思うほどである。

・・・

今回もそれだ・・・

ミラビリスノコギリクワガタ・・・アフリカ　タンザニア　ウサンバラ高原産　というやつだ。
前回のブリードでは１♂５♀でブリードと威勢よく書いていたけど、F1ペアを購入している。

多分♂が落ちてしまったんだろうな、産卵セットが沢山あるから♀は生存していたんだろう。
今回も１０数頭幼虫が取れたと思うけど、管理が悪いから・・・大半は幼虫で落ちてしまっている。

そりゃ６０CCプリンカップ１発返しだから、落ちた虫は多い。
ある意味こいつらは生命力の強い虫なんだろう・・・おいおい！




ミラビリスノコギリクワガタ　F2　タンザニア　ウサンバラ高原産　２０１５年８月２４日羽化確認（羽化時期は分からないねぇ）　体長３０ｍｍ

ちっちぇ！
・・・でもまぁ６０CCプリンカップ１発返しだしな、仕方無いわな。
無事羽化したことを喜ぶべきかな。


兄弟♀。
体長２６ｍｍ　もちろん羽化時期なんかはわからないね。（＾＾

♀なんだから産卵してくれて、孵化してくれれば・・・

・・・だけど羽化時期がわからないから、成熟する時期も全くわからないね。
まぁ楽しみに飼育するか。

セットしてみました

今年の２月以来の記事になるけど、ミラビリスノコを累代しようと試みた。
主人公はこのときの記事に出ていた♂♀達だ。

・・・
実はブリードが遅すぎて★になる成虫が多数、それで累代は諦めたのだが、生き残っていた♂が１頭みつかり、生き残っていた♀（５頭居る）とペアリングができたのだ。
ただ・・・経験からすると、ぎりぎりのブリードは失敗することが多い。
今回は成功を祈ろう。


産卵セットに放たれた♀。
頑張って産卵してくれよ、そして有精卵であってくれよ。


ミラビリスノコ　CBF1　タンザニア産　♀３２～３ｍｍ程度　２０１３年１～２月頃羽化
・・・何とか、産んでくれると思うんだが…

このミラビリスノコも大昔に日本に入ってきた虫で、CBの連続により生きながらえてきた系統かもしれない。
・・・だから詳細産地が分からないのかも・・・もっともタンザニアというとウサンバラやら何やらと言われているけど、ムチャクチャ広いエリアの名称だという。
・・・まぁだから詳細産地なんてどうでも良いんだろうね、こっちも気にしないし。


♀と兄弟で、２０１３年２月羽化　♂５６ｍｍ
５♀相手に種付けだと・・・本望じゃなかろうか・・・

バカバカ幼虫が取れたら嬉しいけどなぁ。
祈　爆産！

１年・・・早いな～

・・・そういや、随分更新してないな・・・
そう思ったから、幼虫飼育部屋を久しぶりに覗くと、しっかり羽化している虫が居る。

ミラビリスノコだ。
ミラビリスの記事は昨年の３月以来だから、ホント久しぶり。

・・・最近はあまり更新がなされていない、年明けのぎっくり腰の影響もあるけど親父の具合がね・・・
８５歳で癌持ちの割りに元気だけど、年寄りだからなんともね。
・・・まぁ行くとこまで行くしかないかな。


ミラビリスノコ　タンザニア産　体長５６ｍｍ　２０１３年１月羽化
詳細産地がタンザニアだと広過ぎるやないかと思うけど、ウサンバラ山地やウルグルやらと混じってタンザニア産とやるしかなくなったんだろうな。

私も２度目の飼育で、全く気にしなくなったけど。


私が飼育下手で小さいけど、色目があるサバゲノコより大きいし、色目が無いウムハンより華やかだ。
好きなタイプだな。




体長３３ｍｍ　２０１３年１月羽化確認
この種は♀にも色目があるから美しくて好きだな。

あとは累代できれば・・・
♀は沢山居るから大丈夫だと思うけど。

早いもので、もう２月・・・
６月になったら、採集に行きたいのぅ。
・・・出来たら東北南部に。

そうなったらインバーターと湯沸しポットを買う。
・・・オオクワガタＷＤを手に乗せて、カップメンを食う・・・夢かな。

再交尾させていたけど・・・

昨年１１月１５日から産卵セットしていたミラビリスノコだけど、どうも産卵していないような・・・
・・・

しかし幸い、♂も生きているし、勿論♀も生きている。
・・・
再交尾させるしかないかな。


♂は、２０１０年１１月１４日羽化　体長５７ｍｍ、♀は２０１０年１２月羽化　体長３４ｍｍ・・・
昨日のサバゲノコも長生きやなと思ったけど、このミラビリスノコも長命やね。
でも不安だから速攻昨夜に同居させた。

一夜明けてみると・・・


しっかりメイトガードしていた。
多分、昨夜合体したんだろう。

今度こそ産卵して欲しいものである。

・・・が、産卵セットする前に、前回の産卵セットがあるから割り出しておくか。


割り・・・割り・・・っと。


居るやないか！


こんなちっちゃいのも居るやないか！


オマケに卵まで出てくるやないか！

・・・わしは・・・見る目がないのぅ・・・


結局１７幼虫・２卵が取れたけど、コナラが硬くて２幼虫プチュしてしまった・・・ごめんね。
なので１５初二令三令が１５幼虫と２卵が生存している。
・・・だったら・・・そんな慌てて産卵セットしなくて良いか・・・

材はコナラ細材３本と植菌材を使ったけど、コナラの方が断然成績良かった。
昔の情報だと乾燥気味の材の方が良いということだったけど、水分がある材の方が成績は良い。
・・・そらまぁ、幼虫の生存を考えたら、水分は必要だわな。

安価なコナラ細材でいいんだったら、４～５本セットしておくかな。

産卵セットへ

前回１１月１０日の記事で、ペアリング中という記事を書いた。
今は１１月１５日・・・ペアリングとしたらちょっと長いかな。

産卵セットの全景・・・


コナラと植菌材でセットを作ってある。
まぁ、アフリカの虫でメンガタメリーは爆産種だったけど、ノコ系ではあまり爆産する種は居ない。
・・・
・・・？
爆産種は居ない・・・？
爆産するセットが作れなかった・・・ということかも。

情報として、植菌材が有効だとの話は聞く・・・でも植菌材を使えば５０頭や１００頭ほども幼虫が取れるのか。
メンガタメリーなら１００頭ほど取れる・・・まだまだ考慮の余地はあるな・・・




サバゲノコやメンガタ種でもウムハンでも思うけど、どうもアフリカのノコは黄色～茶褐色という色彩の虫が多い。
樹種の色はアフリカでも東南アジアでも同じだと思うから、アフリカの虫はジャングルじゃ無く、サバンナのような砂地に木が生えているような場所が生息地なんじゃなかろうか・・・

私が★になる前に現地に行ってみたいと思うけど・・・アフリカだったら昆虫じゃ無くって、ヒョウやチーター・サイを見て回るんだろうな・・・ちなみに肉食動物だったらヒョウ、草食動物だったらサイが一番好きだな・・・何か不器用に生きてる感じが良いね。

♂はタンザニア産、体長５７ｍｍ　２０１０年１１月１４日羽化　後食は６月頃だったけど、何とか生きていてくれた。
♀は体長３４ｍｍ　２０１０年１２月羽化　後食は１０月下旬だった。
・・・しかし良く寝てくれたねぇ、でもブリードに間に合ったから良いか。
祈　爆産！


PS


毎度のムニスゼッチフタマタ♂なんだけど、特に変わった点は無い。
ただプリンカップに詰めたカブトマットの蛹室で羽化した点が目新しい。
・・・こういう風に上手く羽化してくれたら、次も手製の人工蛹室を作ろうと思う。
・・・でも体長は６０ｍｍくらいで、ちょっと小さいか。


・・・な～んだ、これもムニスゼッチ・・・と思ったあなた・・・あ～まい～・・・
ヘルマンミヤマである。
下羽が伸び切っている画像で、鞘羽はきちっと閉じているから多分無事に羽化するんじゃないかな。
・・・にしても、１１月中旬と遅い時期に羽化してくれたな。

ペアリング

２００３年頃だったか・・・忘れてしまったが、ウムハンノコとミラビリスノコのＷＤペアを買って、累代を試みた。
当時は何の情報も無かったが、普通のノコらしい産卵セットを組み、幼虫を取った。

十数頭の幼虫が取れたように思うけど、菌糸で育てたところ無事に羽化。
・・・　・・・
普通のノコやのぅ・・・つまらんな・・・

・・・で、成虫ペアを販売して終了した。
数年経って・・・マタマタ飼育することに・・・何考えてんねん。


これがペアなんだけど、♀成虫がどういう訳だか落ちてしまった。
それで♀成虫を求めたんだけど、良い♀だったら良いんだけどね。


♂は数ヶ月前から後食していたけど、♀がお休みでダメだった。
・・・気が付いたら、羽化から１年・・・成熟までは長いね。
後食してから長い♂の寿命も良く持ったもんだ。

待ちに待った♀の成熟・・・
“ヒシッ”ていう感じで♂が♀をハグしてるような・・・
・・・何となく♂の気持ちが判る様な・・・


・・・？
・・・！
♂のこの体勢は！

まさか♀をパイルドライバーにしようとしてるような・・・
・・・んなアホな事は無いか。

アフリカのノコでサバゲに次いでセットする。
やっぱり爆産期待やね。
植菌材が良いらしいから、これとコナラを使ってセットするかな。