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ケンポナシ・・・その後のその後 [メルキオリティスフタマタ]

前回3月18日に記事を書いたが、ケンポナシという初めて使った材についてだった。
ケンポナシは、国産材だけどVN材に似ている不思議な材なのだ。
この材なら、産卵しても腐ってしまうフタマタの産卵に有効かもしれない・・・

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産卵セットの全景だが、★になった♀親も写っている。
ケンポナシ・・・見ただけでも、他の国産材とは感じが異なっている。

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材をセットから抜いて、材から割り出そうとしたけど、その前にマットから幼虫が顔を出した。
・・・やっぱり産んでるやないか!

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ケンポナシの材の奥に幼虫が居る。
・・・ケンポナシとは妙な材で、外側より内側の方が柔らかいのである。
しかも境目がはっきり目で見える。
幼虫は、外側の硬い部分にも内側の柔らかい部分にも居た。
・・・ケンポナシの内側は、手で裂けるくらい柔らかい。

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マットから干からびた幼虫が見つかる。
・・・♀親に食われたのか?・・・いや♀親が★になってから随分時間が経っている。
・・・すると幼虫どうしで共食いしたのか?・・・カブトと違ってクワガタは、共食いする種も居るけど・・・

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割り出してみると、10初二令幼虫+1卵が見つかった。
・・・判断しにくい数やなぁ。

累代への最小限の数は取れたけど、販売するほどでもない。
他の方のHPには40頭以上幼虫を割り出したとか威勢良く書かれているけど、私は今までこの虫と相性が悪いのか数頭しか幼虫を取ったことが無い。
40頭>10頭・・・やっぱり採卵した方が良いのかな・・・20頭以上取れたら採卵する必用は無いけど。
・・・もうちょっと考えて、工夫するか。

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この幼虫達の♀親は★になっているけど、♂親は健在だ。
しかも符節切れも無い。
・・・羽化後7ヶ月弱・・・高カロリータンパクゼリーの力は凄いのぅ。
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ケンポナシ、その後 [メルキオリティスフタマタ]

地震から1週間ほど経った。
被災者の数は、日増しに増えているけど何とも出来ない。
・・・冥福を祈ろう。

地震の揺れや津波で亡くなった方については、今更言うべき言葉も無い。
ただ被災者の方に、必要とされる物品が出来るだけ早く、配られれば良いなと思うだけである。
一部避難所ではまだ食料が不足しているらしい・・・その問題は現場で工夫するしかないなぁ・・・
・・・これから必用なのは・・・やっぱり、お金なのかな・・・

・・・とそういうことを考えていたら・・・
福島県の病院で、動けない老患者を残し、院長以下看護士や職員までも居ないという病院があったという・・・?
自衛隊によって見つかったというが・・・数人の患者が忘れられたか・・・そう思ったが・・・

98人の患者だという・・・多いがな!・・・?

場所は原発の避難地域らしい・・・ ・・・ ?
結局、動かせない患者を切り捨てて、我が身可愛さで逃げ出したんだろう・・・(怒
被爆の恐怖があったのだろうが、医者の倫理はどこに行ったのか・・・
・・・自分たちだけでは動かせないのだったら、自治体・県知事・政府に声を上げて訴えれば良いじゃないか。
何も見捨てることは無いじゃないか・・・人はやらねばならん時は、やらないと駄目なのである。

それとふっと思ったことだけど、福島の原発にヘリコプターや放水車から水をかけて冷やそうとしている。
別にこれについて思うことは無いのだけど、その様子がサンダーバードでお馴染みの国際救助隊みたいだなぁと思う。
TVの世界ではハッピーエンドだけど、この世界でもそうなって欲しいと思う。



わしもやらねばならんことをしよう・・・

以前にも記事を書いたけど、ケンポナシという材をムニスゼッチフタマタに使った。
でもぞれ以前に、メルキオリティスフタマタにも使っていたのだ。
使った理由は単純で、材産み種のフタマタで、卵ではなくって幼虫で割り出したかったから。
まぁズボラだから・・・というのも当っているけど。

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♀は昨年の10月に羽化している♀で十分に成熟していた。

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・・・居るがな!
今回紹介した理由がこれで、幼虫が写っているのだ。
ケンポナシを使った理由がこれだから嬉しい。

まぁ国産のクヌギやナラでもメルキだったら幼虫で割り出せるやないかと思うあなた、その通りなんだけどね。
私の所では、メルキという種は中々幼虫をゲットできないのだ。

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産卵セット全景。
・・・フタマタの普通の産卵セットなんだけど。
ただ♀親は、★になっていた。
しかもバラバラになっていたから、★になってから大分時間が経っていたみたい。
・・・ア~メン

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パパの雄姿である。
・・・が、この♂・・・符節欠けも無く、元気なのだ。
羽化から6ヶ月・・・
・・・?

数年前に飼育していたときは、もっと短命だと思っていた・・・
・・・エサを高たんぱくゼリーにしてるから、寿命が長いのかな・・・
そういやヘラヘラやネプチューンでも寿命が長く感じられる・・・
やっぱり、高たんぱくゼリーの関係なのかも知れん・・・きっとそうだ。

この産卵セットは、1月19日にセットしている・・・2ヶ月・・・
産卵の遅いフタマタということを考えれば、4月1日頃かな割り出しは・・・
・・・エイプリルフールやね・・・フ~ン。
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新しい産卵木を使ってみた [メルキオリティスフタマタ]

1ヶ月ほど前に交尾させていたメルキオリティスフタマタ♀だが、気になる産卵木を入手したから使ってみた。
さ~て、どうなるかな。

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ケンポナシとかいう材を加水後、乾燥させてから剥いて見た。
確かに外皮を剥がした感じでは、VN材とそっくりである。
産卵した卵にも同じ感じがあれば良いのだが・・・

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期待の♀。
2010年10月羽化、38mmのF2個体だ。

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産卵セット全景。
このセットで、割り出しで20幼虫も取れたら満足なんだけど。

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パパ期待の♂。
2010年9月下旬羽化、体長67mmF1個体。

ケンポナシという材で、卵が腐りやすいフタマタが材の中で孵化してくれるなら・・・
更に国産材では100%卵が腐って孵化しないムニスゼッチが、材の中で孵化してくれれば・・・
私のようなズボラ人間には朗報だが・・・

2ヵ月後に楽しみが訪れるのか、諦め気分になるのか・・・
・・・楽しみやね~。
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割り出してみたら・・・ [メルキオリティスフタマタ]

12月3日の紹介記事で、2♀で産まなかったと書いた。
ところが実は1♀分しか割っていなくて、もう1セットも見た限りじゃ産んでいないと思っていたのだ。
だから2♀共に産まなかったと書いたのだが・・・

それとギラファノコの交尾がようやく確認できていた。
じゃ~、そろそろ産卵セットをと思ったが・・・
“ギラファノコで新しい産卵木を使うのも勿体無いな~”という訳で・・・

メルキに使っていた産卵木には齧り痕が無いな~と目が留まった・・・
再利用・・・エコでもある・・・

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こんな感じで、8月15日にセットされてから、放って置かれたから産卵木もマットも乾燥している。

干からびて★になったメルキの♀をポイッ・・・
転倒防止の木皮と割り材を除けると・・・

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なんと言うことでしょう!
乾燥したマットの上に2令幼虫が・・・

・・・産んでいないと思っていたけど・・・

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不思議に思いながらも、産卵木を抜くと・・・
マットの湿り気のある場所(産卵木の側面や下)から、幼虫が・・・

まさかと思いながらマットを調べたら・・・
幼虫がまだいる・・・

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干からびた産卵木も念のため割ってみると・・・
湿った場所から幼虫が見つかった。

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結局、この割り出しでは5頭の2令幼虫が見つかった。

5頭・・・少ないか・・・、この状況からして多いのか・・・購入する場合も5頭という数字は手頃だネ。

産卵木には、孵化後★になった小さな幼虫のアゴが4頭分見つかった。
黒くなった卵らしき痕も数頭分見つかった・・・

セット後、2~3週間毎に採卵しておれば、20~30頭ほどの卵を得られていただろうに・・・
シカやフタマタは、オオクワガタの感覚で判断すると失敗するということが分かる。
・・・う~ん、反省!(そういや昔、こんな猿がいたっけ)
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早くも交尾へ [メルキオリティスフタマタ]

昨日メルキオリティスフタマタを紹介したけど、エサ食い状態は最高に良い。
チョット前はエサ食いなんて大してしてなかったけど、今は爆食いだ。

それに♂も♀も後ろ脚で立ち上がり、プラケから出しちくりというポーズだ。
・・・?
完全に成熟してるみたい。
・・・
ペアリングしてみるか。

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・・・合体していた・・・早っ!
本能というのは凄いな!
誰に教えられた訳でもないのに・・・

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♀は♂の下に居る。
・・・じ~っと見ていたけど、交尾時間が長いね。

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メルキの♂は赤っぽくて、ちょっと綺麗である。
・・・これで80mmほどあると・・・

さぁ~て、ブリードはどうなるかな。
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再び [メルキオリティスフタマタ]

数年前にブリードしていたから、ブリードは簡単だと思っていたが、どうも違うようだ。
・・・なんでかな?

今年の7月に交尾させて、8月に産卵セット。
2ヵ月後には幼虫が取れるはずだけど・・・

2♀を使ったけど、2♀共産まなかった・・・産んでも孵化しなかったんだな~
数年前は今ほど情報は無かったし、普通の産卵セットで産んだんだけど・・・

フタマタに対する情熱も冷めてきたし、今年は諦めるか・・・
・・・しかし、諦めない人なんだなぁ、・・・
で、・・・ポチッとな!

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ミャンマー サガイン産 CBF1 2010年9月下旬羽化 体長67mm
メルキオリティスは、ムニスゼッチに良く似ていて、パッと見は見分けがつかない。
アゴ下部の内歯が違うと言うが・・・

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素人には、メルキは赤っぽい体色をしており、ムニスは黒っぽい・・・と言う方が分かりやすいけど、体色なんてあてにならないからなぁ。
個人的には、ムニスよりも安価なメルキの方が好きである。
理由は、赤っぽい色に惹かれるから。

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上記個体の兄弟。
体長41.5mm 2010年9月下旬羽化
♀だと全くムニスと違いが分からない。

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上記兄弟個体と血縁の無いCBの♀。
体長38mm 2010年10月上旬羽化

ここまで来ると意地なのかな。
爆産なんて祈らない、十数頭幼虫が取れればそれで・・・

ペアは後食済みということだが、軽く舐めている程度で本格的な成熟はしていないようだ。
まぁ年明けにブリードしても構わないし。
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産卵セットへ [メルキオリティスフタマタ]

2003年だったか2004年だったかは忘れてしまったが、その頃メルキオリティスフタマタを飼育していた。
当時は、インド産は入荷していなくてミャンマー産だけが、フォルスターフタマタと共に入荷していた。

新しいもの好きの私は、早速入荷初年度に飼育し始めた。
詳しいことは忘れてしまったが、ブリードは簡単でフォルスターは50頭以上の幼虫が得られた。
一方メルキはブリードに癖があったのか、14~5頭の幼虫しか取れなかったように思う。

ただ幼虫飼育は易しく、我が家が19度の幼虫飼育部屋を持っていたこともあって、フォルスター♂は74mm~81mmで羽化。
ただ♂と♀の羽化ズレが大きいことと、寿命が長くないことを知った。

・・・どうすれば羽化ズレを防げるのか。
翌年もWD個体を買って、ブリードすれば良いのかもしれないが、お金が勿体無い。

・・・♂♀の同居・・・これも考えたが、3令のカブトなら問題無いようだが、クワガタ虫の場合飼育ビンが狭いとお互いに攻撃しあうようで、上手く行かなかった。
結局、♂♀の飼育温度に差をつけるという方法に落ち着いた。

理想は3~5度程度の差で、♂を先に蛹化させてから、♀の飼育温度を調整して羽化時期を合わそうというのだ。
この方法だと♂♀の羽化ズレは1ヶ月程度で、問題なく累代できた。

上記方法は、フォルスターに用いたがメルキにはどうだったか?
全く記憶が無い、派手な外見のフォルに較べて、メルキは大人しいから印象が薄かったのだろう。
・・・フォルもメルキも飼育方法が分かったし、羽化させて、販売して、飼育終了にしたんだろう。

・・・とこのまま、終わらせておけば良かったのだが、当時とは異なり、ボーリンやツカモト・ダビソン・ムニスゼッチ等が新たに入荷していた。
もともと、マンディブが最も好きなクワガタということでも分かるけど、フタマタが好きなのだ。
・・・理由はさっぱり解らないが・・・

今年になってから、多くのフタマタを入手したが、ブログにはアップしていない。
突然発表して、皆を驚かせちゃおうということと、以前止めたフタマタを復飼育していることに恥ずかしさを覚えるから。

現在飼育していると言っているのは、マンディブ・セアカ・ダビソン・ムニスゼッチとこのメルキである。
・・・でもこれで全てなのか? ・・・。
・・・高価すぎるからニグリトゥスはまだ持っていない。

タイ産というからビタリスと同じだ、高山に住んでいるから入荷しなかったのか。
でも今や、エアコン管理が当然と言う時代だから、間もなく暴落して入手出来ると思う。
・・・それまで気長に待とう。

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気づくと左前脚符節切れになっていた。

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2♀目に突入で、ややお疲れ気味の♂。
・・・フ~・・・♂のため息が聞こえてきそうである・・・頑張れ♂。

画像を見るとアゴの先が少し変かもしれない。
ハリガネで縛ってあるから。

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昨夜産卵セットしてある。
でも齧りカスが出ている。
やる気のある♀、頑張れ。

ところで、これらの個体は妙である。
累代がF2なのだ、オクに出品されている個体もF2が多い。
・・・F2・・・販売しやすいのか、歴史的な時間の交差点なのか・・・んな、アホな!

“Back To The Future” ってか!
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