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産卵セットへ [メルキオリティスフタマタ]

2003年だったか2004年だったかは忘れてしまったが、その頃メルキオリティスフタマタを飼育していた。
当時は、インド産は入荷していなくてミャンマー産だけが、フォルスターフタマタと共に入荷していた。

新しいもの好きの私は、早速入荷初年度に飼育し始めた。
詳しいことは忘れてしまったが、ブリードは簡単でフォルスターは50頭以上の幼虫が得られた。
一方メルキはブリードに癖があったのか、14~5頭の幼虫しか取れなかったように思う。

ただ幼虫飼育は易しく、我が家が19度の幼虫飼育部屋を持っていたこともあって、フォルスター♂は74mm~81mmで羽化。
ただ♂と♀の羽化ズレが大きいことと、寿命が長くないことを知った。

・・・どうすれば羽化ズレを防げるのか。
翌年もWD個体を買って、ブリードすれば良いのかもしれないが、お金が勿体無い。

・・・♂♀の同居・・・これも考えたが、3令のカブトなら問題無いようだが、クワガタ虫の場合飼育ビンが狭いとお互いに攻撃しあうようで、上手く行かなかった。
結局、♂♀の飼育温度に差をつけるという方法に落ち着いた。

理想は3~5度程度の差で、♂を先に蛹化させてから、♀の飼育温度を調整して羽化時期を合わそうというのだ。
この方法だと♂♀の羽化ズレは1ヶ月程度で、問題なく累代できた。

上記方法は、フォルスターに用いたがメルキにはどうだったか?
全く記憶が無い、派手な外見のフォルに較べて、メルキは大人しいから印象が薄かったのだろう。
・・・フォルもメルキも飼育方法が分かったし、羽化させて、販売して、飼育終了にしたんだろう。

・・・とこのまま、終わらせておけば良かったのだが、当時とは異なり、ボーリンやツカモト・ダビソン・ムニスゼッチ等が新たに入荷していた。
もともと、マンディブが最も好きなクワガタということでも分かるけど、フタマタが好きなのだ。
・・・理由はさっぱり解らないが・・・

今年になってから、多くのフタマタを入手したが、ブログにはアップしていない。
突然発表して、皆を驚かせちゃおうということと、以前止めたフタマタを復飼育していることに恥ずかしさを覚えるから。

現在飼育していると言っているのは、マンディブ・セアカ・ダビソン・ムニスゼッチとこのメルキである。
・・・でもこれで全てなのか? ・・・。
・・・高価すぎるからニグリトゥスはまだ持っていない。

タイ産というからビタリスと同じだ、高山に住んでいるから入荷しなかったのか。
でも今や、エアコン管理が当然と言う時代だから、間もなく暴落して入手出来ると思う。
・・・それまで気長に待とう。

P1000193.jpg
気づくと左前脚符節切れになっていた。

P1000194.jpg
2♀目に突入で、ややお疲れ気味の♂。
・・・フ~・・・♂のため息が聞こえてきそうである・・・頑張れ♂。

画像を見るとアゴの先が少し変かもしれない。
ハリガネで縛ってあるから。

P1000195.jpg
昨夜産卵セットしてある。
でも齧りカスが出ている。
やる気のある♀、頑張れ。

ところで、これらの個体は妙である。
累代がF2なのだ、オクに出品されている個体もF2が多い。
・・・F2・・・販売しやすいのか、歴史的な時間の交差点なのか・・・んな、アホな!

“Back To The Future” ってか!
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