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ほったらかしやけど羽化してた [タランドゥスホソアカ]

昨年の6月4日に産卵セットされて、忘れられたのか放置されていた産卵セット。
数か月前にプラケ底面に蛹室らしき痕があり、幼虫の生存はわかっていた。
・・・だけど素直に割り出せないなぁ・・・

タランドゥスホソアカは、この手のキクロには珍しく、派手な色目は出ない。
色合いはアラガールホソアカに似てると言える。

この虫は、初入荷の頃1ペア¥8.5万両ほどしたはずだが、随分安くなったもんだ。
オマケに当時発見者が産地偽装を行い、何やら価格が暴落した覚えがある。
生き虫屋からは大した問題じゃなくても、標本好きからすると産地偽装は致命的。
・・・まぁ人間お金がチラつくとなぁ・・・

放置されて10カ月経過しているし、幼虫も羽化してるかもしれんから、割り出してみることに。

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産卵木だけどモロモロで半分マットになったような材には虫が居ない。
そりゃそうだわな、蛹室を作ることを考えりゃしっかりした材に蛹室を作らないと壊れてしまうわな。
材に蛹室を作っているものは、堅い材に作られており、柔らかい材に作ったものは居なかった。

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マットは極普通のマット。
ただ1年近く放置した割に乾燥しておらず、湿り気は多かった。
・・・密封性の高いコバエシャッター中を使ったのが幸いしたんだろう。

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この♂1頭のみが、マットに蛹室を作っていた。
羽が少し柔らかいようだから、羽化して間が経っていないのだろう。

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もう1頭の♂だけど、こちらは羽化から少し経過しているようで、脚がしっかりしている。
中々綺麗な個体だけど、色目が無いから人気も・・・

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キクロの♀としては極普通。
色目が無いけどこれも極普通。
まぁ♀は産んでくれれば・・・国会でこんなことを言うと大問題になるけど・・・

放置はイカンね、まともに割り出して居れば幼虫も沢山取れたろうに・・・
それでも2ペア取れたのはラッキーだった。
・・・今オクで出品されているけど、買わなくて良かった。
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累代の危機2 [タランドゥスホソアカ]

昨年の2月28日以来の記事になる・・・タランドゥスホソアカだ。
この虫についてはその時に書いているから、割愛する・・・ちょっと?がある虫なんだな。

記事は書かなかったが、この時の産卵セットで幼虫が8~10頭ばかり取れ、8頭が羽化した。
これだけ羽化虫が居れば、累代は楽勝と思うだろうが、さすがのノホイネンは違うのである。

・・・8♀羽化・・・なんてこった!
昨夏~秋に羽化したわけで、私はショップやオクで探した。
・・・ところがこういう時に限って、販売されていないんだなぁ。

・・・どうしたら良いんじゃろうか?
うだうだプラケに入った虫を眺めていたら、後食が始まり、どうにもならんように・・・

・・・プラケを見るのも嫌になり、放置された。

先般オクで名古屋の業者がWDをペアで販売していた!
狂喜したわけだが、ちょっと心配になりプラケを覗いてみた。

なんと8♀中3♀が生存していた。
・・・全滅していると思っていたのに・・・
十分湿ったマットだと、結構生存しているもんだ。

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タランドゥスホソアカ 西カリマンタン Mt,サラン産 WD ♂体長49mm

かっちょえ~!!
・・・ただこの種は色目が平凡で青や緑・金属光沢が出ない。
正直なもんで、普通の発酵マットでも大歯が作れるのに、人気は出ない。

この辺モンタネルスやチュウとは異なり、損をしている感じがする。
でもまぁ、所詮人間の人気やけどね、虫はどう思っているのか・・・どうでも良いことである。

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上記♂と同産地の♀。 WD ♀体長20mm
・・・♀は・・・平凡で退屈だ。

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上記♂と同産地の♀・・・でも WF1 ♀体長20mm

累代ものの♀であるところが違っているけど、全く区別はつかないのである。
・・・当然かな。

まぁ♀は・・・産んでくれれば・・・
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ペアリング終了 [タランドゥスホソアカ]

愛知県大手の通販ショップのオクでタランドゥスホソアカを購入した。
新しい種に手を出したのかな・・・いえいえ、この種も日本初上陸の年に飼育してたんだね。

確か、2004か2005年頃じゃないかな。
まぼろしのキクロとか言われていたっけ・・・
・・・数十年振りに生存が確認されたとか・・・

私も熱くなり、8万両ほどのお金で購入し、ブリード。
確か2十数頭程度の幼虫が取れ、ボルネオ産のキクロには珍しく大歯・55mm前後で羽化し、喜んでいたけど・・・

入荷させた人が他者に産地を分からせまいと、産地詐称・・・
何やら傷物扱いになってしまい、後味悪く飼育終了・・・
他の飼育者もあまり販売せずに、飼育終了したみたい。

以来数年、興味もなかったけど、何故だかまたまた飼育しようと思い立った。
・・・今は産地も確かみたいだし・・・

数週間前に家に来たけど、WDだしペアリングはどうしようと思ったが、ペアリングすることにした。

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写真を撮ろうとしたときには、♂の体の下に♀が居て、メイトガードしていたんだけど、撮影時は♂が少し逃げ気味。
でもまぁ後尾済みで間違いなかろう。

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残念なことに、タランドゥスは色彩が乏しい。
赤や青・緑といった色が出ていれば・・・高価になり過ぎて、入手できていないかも。

タランドゥスホソアカ 西カリマンタン Mt,サラン産 WD ♂50mm

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今日の夜にこのセットに♀を入れる予定。
爆産して頂戴よ。
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