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1頭目の♂羽化・・・でも・・・ [シェンクリング]

1年ほど前まで、菌床はオオヒラタケ菌床を使っていた。
菌糸体培養センター福島のアンテナショップ、Fukusima Fanから菌床を引いていたのだ。
このメーカーの菌床は、粒子が密で細かく、安定していて使いやすいのだ。
それに東北南部産のオオクワガタを採集してブリードしていたから、ブナの菌床が良いだろうと考えていた。

ところが飼育種にカワラ菌床でないと育たない種が増えていった。
・・・オウゴンオニ・・・ローゼン・モーレンカンプ・モセリ・ババ・・・やっぱりカワラ菌床じゃないとね・・・

しかし家に2種類の菌床を置けるかなぁ・・・
・・・で・・・カワラ菌床1本に絞ったのだ。
世の中、カワラ菌床じゃないと育たないクワガタは居る・・・でもオオヒラタケやヒラタケ菌床じゃないと育たないクワガタは居ない。

カワラ菌床を使い始めた頃は何とも思わなかったが・・・

P1030056.jpg
シェンクリング CBF1 ♂体長63mm 台湾 桃園県 巴陵産 2011年5月羽化(2010年7月18日割り出し)・・・孵化後10ヶ月・・・ちょっと幼虫期間が短過ぎるわな。
・・・ ・・・
小さい・・・小さ過ぎる!

まぁこの個体は、♀だと思われてエサ換えしてもらえなかった可哀想な♂なのだ。
・・・それに安価だけど、評判の良くない菌床飼育だった。

P1030057.jpg
アゴの雰囲気もシェンクしてるのに残念だ。

まともな菌床+低温飼育+底面積の大きなビン・・・これでシェンクなら85mmは狙えるはずである。
・・・いや、普通に大きくなるはずだったが・・・

P1030059.jpg

P1030060.jpg
この♀も評判の良くない菌床に入っていたけど、体長44mmで羽化してくれた。
シェンクはアンテの近縁種と言われているけど、どうも♀は小サイズの個体しか出ない。
アンテなら低温飼育すれば、50mmオーバー個体は結構出るはずなんだが・・・

P1030064.jpg
ちょっと不満そうな父♂・・・
低温飼育して、径の大きなガラスビンで飼育すれば85mmは難しくないんだが・・・

今回は、♀と間違われて800CCボトル1本で羽化させてしまった個体が数頭居る。
期待されて大瓶に移されたけど、カワラ菌床で育てられたが間違ってオオヒラタケ菌床に入れられてしまい、びっくり蛹化してしまって、小サイズで蛹になった♂が2頭居る。

順調にカワラ菌床の大瓶に入れられた幼虫の最大体重は、33g・・・がっかりだ。
CBF1♂の羽化サイズは、最大でも80mm止まりなのかな。
・・・F2に期待するしかないか・・・勿論F2はFukusima Fanのオオヒラタケ菌床に戻すつもりだ。
オウゴンオニの飼育を止めてしまったから、問題は無いはずだ。
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