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飼育したかった種 [台湾オオクワガタ]

私がクワガタ飼育を始めたのは、2000年の8月からで、その当時は国産オオクワガタのみを飼育しようと思っていた。
・・・しかし私は意志が弱いのだろうか・・・直ぐに外産を飼育することになった。

外産ではじめに何を飼育したのかは忘れてしまったが、グランディス(ラオス サムヌア産)・インドクルビ(シッキム産)・ホペイ・台湾オオ(桃園県 巴陵産)・インドアンテ(ダージリン産 K血統)・・・とか言う種じゃなかったかなぁ・・・

当時はアンテ飼育がクワガタ飼育のメインという感じで、私も熱くなってアンテを飼育していた。
でも実際は、台湾オオを幼虫で購入して育てると、72mmと79mmという♂を得た。

・・・?
案外簡単に大きいクワガタを作れるやないかと、請われるままに台湾オオを人に上げちゃった。
執着心が無いというか、アホなのか・・・今なら勿体無いと思うけど・・・
ところで購入した方は、台湾オオやホペイの飼育を熱心にされている方だったなぁ。
HPを持っておられて、中々有名な人だったみたい。

P1020871.jpg
今回飼育したかったのは、実は台湾オオクワガタなのだ。
一般的過ぎて、何で今更台湾オオ?と思う人も多いんじゃないかな。

P1020872.jpg
国産オオと形状は似ているけど、DNA的には違いが大きいらしい。
実際2001~2002年に飼育していた時には、国産オオと比べて?・・・と思っていた。
当時はDNAの違いなんて知らなかったけど、“違うな”と感じていた。

P1020874.jpg
台湾 南投県 仁愛郷 霧社産 F3 2010年7月羽化 体長57mm
この個体を選んだのは、詳細産地が明確なこと、体長が小さいことが要因だ。

私は採集が好きだからか、詳細産地にはうるさいのだ。
それと体長が小さな個体を選ぶのは、ノホイネンらしいんだけど価格が安いからだ。
安かったらもう1種買えるじゃないか。

P1020875.jpg

P1020877.jpg
♂と兄弟個体だ。
体長42mm 2010年5月羽化

当時からアンテ飼育に熱心だったから、幼虫飼育の温度を19度に設定していた。
だから当時としてはアンテでも大きな84mm個体を作っていたし、トルンカートスホソアカでも赤色系で67mm個体を作っていた。

・・・でも国産オオだと72mm程度しか作れなかった。
・・・?
台湾オオだと79mm・・・国産オオだと72mm・・・?

台湾オオは、国産オオよりも低温に強いのだ。
勿論、エサの菌床の状態もあるだろうけど、台湾オオは低温に強いという印象は強い。
今回は、これを実証したいのである。

だから菌床は使い慣れたオオヒラタケ・ブナの菌床を使おう。
結果は1年半くらい懸かるかな。
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