交尾なんだが、これが・・・

ヘラヘラの記事は昨年の９月以来になる。
後食し、ペアリングし、産卵セットしたのだが、産まなかった。
・・・のみならず、短命だった。

それを考えると、♂の交尾器が♀の交尾器じゃなくって、♀の腹に突き立てられたんだろうな。
・・・まぁなんと下手な♂が居るんかな・・・そう言えば、最中バキバキと物凄い音がしていたし。

以来、ノホイネン家にはヘラヘラが居なくなってしまった。
・・・サタンやネプチューン・コーカサスの幼虫が取れているのに、ヘラヘラだけが居ないのはネ。

それで今年の１月頃に新たにペアを購入、後食を待っていた。
大プラケが必要になるなぁ。

それで産まなかったヘラヘラの産卵セットを暴いたら・・・
何故か１幼虫だけが見つかった。

一応交尾は成功していたのか？
う～ん？

まず♀の後食が始まり、♂の後食が１．５ヶ月遅れで始まった。
もう良いかな・・・


エサを食っている♀の背中に♂を乗せると、直ぐに♂が♀に抱きついた。


バキバキと物凄い音がしてるけど、まだ交接状態ではない。
♀の交尾器の場所を探しているようだ。


どうやらこの段階で交尾したようである。
ただ・・・♀の交尾器に間違いなく交接したかと聞かれると・・・腹に交尾器を突っ込んだかもしれない。


交尾後１．５時間ほどして見たら、カップルは分かれていた。
しかも♀はエサ食いしていない。


その後も♂は何とか♀に抱きつこうとしているけど、ダメみたいだ。
♀はエサも食わず、マットに体を埋めている。

クワガタなら種によっては、交尾後落ちる虫も居る。
グランディスなんかそうだ。
だとすると♂の成熟度が足らなかったのか。
まぁ、１週間ほどして♀のエサ食いが復活したらセットしよう。


PS

実は土曜日から風邪を引いて参っているのである。
親父がデイ・サービスから帰ってきてからクシャミが連発しとまらなくなった。
花粉症持ちなんだけど、明らかにそれとは異なる。

・・・本格的な風を引いたな・・・確か前に風邪を引いたのは２００２年のことだった。
以来１１年間風邪を引くなどと言うことは無かったのだが・・・

まぁ、理由は簡単だ。
風はウイルスを人から移されて病気になる。
私はず～っと無職だったから、人と接することも無く、風邪を引くことも無かったわけだ。

でも久しぶりに風邪を引くと、病状は重い。
熱は無いようだけど、関節が痛い、鼻が詰まって呼吸が出来ない、目が回る。

じ～っとしてるんだったら、産卵セットでも作るかと思ったが、クワガタやカブトが風邪を引いたら困るしな。


・・・うそだぴょ～ん！
虫が風を引くわけ無いがな。

実際は体に力が入らず、諦めたのだ。
風のピークは昨晩～今朝方だったように思う。
今はちょっと楽になったような。

明日は、クワ仕事をすることにしよう。

いよいよ産卵セットへ

８月１８日以来の記事になるけど、このペアはそのとき紹介したペアなんだね。
ただ今は９月１９日、記事は８月１８日・・・１ヶ月・・・
ちょっとペアリングが長過ぎるね～。


未来のパパになるかもしれない♂・・・


未来のママになるかもしれない♀・・・

・・・そして・・・
やっぱり・・・


幾何学模様なんだな、これが・・・


♀は符節欠けも無いけど♂は符節欠けだらけ。
やっぱり♂は体力を相当使うんだろうな・・・でも♀は・・・
体力を使うことは無いんだろう・・・貰うことがあるのかもしれないが・・・

祈　爆産！

ペアリング開始

ヘラヘラの記事は６月３０日以来だけど、このペアは４月１０日に紹介したペアなのだ。
この頃は何となくカブトのブリードも自信がついて、余裕なのだがこのペアはどうかな？
・・・但し、コーカサスは除く・・・（＞＜）・・・案外難しいやないか！


体長１２６ｍｍ　２０１２年４月９日羽化　グアドループ産ＣＢＦ１
胸角が曲がっている・体長がいまひとつ・胸角が細い・・・細かな点では不満があるけど、累代出切れば問題無いのである。


体長６４ｍｍ　２０１２年３月羽化確認
♀とすれば大きくも小さくも無く、並といったところだ。
まぁ沢山卵を産んでくれれば・・・勿論有精卵をだ。


今朝ヘラヘラペアが後食してから２ヶ月ばかり経つので、ペアリングしようと思い立った。
・・・で、早速同居だ。
上手く合体して頂戴よ。


・・・しかしカブトの交尾は激しいのぅ・・・
バキバキ音がしとる・・・？

・・・
こんなんで良いんかなぁ・・・
間違ったところに、突き立ててるんじゃなかろうな。
偶に腹に穴を開けられて、★になる♀が居るとのことだが・・・

♀が元気に生存していたら、３～４日で産卵セットに移そう。
・・・★になっていたら・・・オクでポチッとな！・・・とやってるだろうな、懲りん人だから。

最後の♂羽化

先月５月の記事で紹介した蛹が羽化した。
運良く偶々羽化中の場面に遭遇したのだ。
・・・だったら、写真を撮らなくっちゃ。






上の３枚の写真は、AM８：５１のものだ。
鞘羽は美しく白く、下羽もまだ伸びている。

蛹室は人工蛹室でスポンジ製、先日買ったものだ。
今まで私は人工蛹室を馬鹿にしていたけど、羽化不全は今まで起こしていないから、やっぱりそれなりの性能なんだろう。
・・・そういや前の記事のインペラも人工蛹室での羽化だった。
勿論、完品羽化だ。






やっぱり人工蛹室は、良いようで、この♂も完品羽化だ。
でも胸角が曲がっており、体は小さい。

幼虫は、２♂１♀だったから１♂１♀は累代を狙って同居させて、４月に体長１２６ｍｍとやや小さく羽化。
♀は３月に羽化している。

一方この幼虫は、単独飼育して大きさを狙ったが、何処を間違ったのか６月終わりに更に小さく羽化。
・・・こんなときに控えめにならんでも・・・

６月羽化で体長１０６ｍｍ、胸角曲がりと何も良いところは無いけど、一応完品羽化で子種は残せそうである。
こうなると今までの私だと、♀成虫を買ってから後悔するのであるが、今回はこの♂を販売するだろう。
・・・ちょっとは私も賢くなったのである・・・（プッ・・・

もう１頭の♂・・・

先月初めにヘラヘラ♂の羽化記事を書いたけど、今日はもう１頭のヘラヘラ♂の記事を書こうと思う。

このヘラヘラの兄弟は、２０～３０頭程度居たんだけど、このまま飼育すると大プラケやコンテナが沢山必用になる。
それに場所も沢山取る。

・・・
販売やな！
・・・でオクで沢山販売した。

・・・しかし・・・
２００ＣＣプリンカップにマットを硬く詰めて幼虫を入れたら、酸欠なのか自由に動き回れるスペースが無いとダメなのか、ヘラヘラ幼虫はバタバタ落ちていった。
それで慌てて救出したけど、２♂１♀しか助からなかった。

・・・累代の危機が訪れた・・・って調子に乗って販売し過ぎたんだよね。
１♂１♀を大プラケに入れて同居させ、もう１頭の♂を中プラケに入れて単独飼育した。
ペア飼いの方が先に羽化、ようやく♂単独飼育の方が・・・


この画像は４月３０日夜８：００頃なんだな。
Ｃ型になっているけど、体がしわしわだから前蛹なんだろう。

・・・しかし蛹室を作っていないし、マットにも潜らない・・・風変わりなヤツなのかも。
でもまぁ観察しやすいから良いか。


５月１日午後３：００頃の画像。
体は相変わらずしわしわ、でも体が棒状に伸びた。
蛹化が近いのだろう、先に羽化した♂で使っていた人工蛹室の出番が回ってきたな。

しかし・・・


５月２日朝６：００頃の画像。
なんと蛹化していた。
人工蛹室も用意していたのに、こんなに早く変態するとは！
・・・しかし蛹化は、マット上でも問題ないのかな。

アガ～！


角が！
角の先っぽが曲がっとるがな！

あ～、やっぱり人工蛹室に移すのが、１日遅かったなぁ。
・・・
でも角曲がりは、前蛹が蛹になるときに、角に壁が当ることで発生することが判った。
・・・
こうなったら角曲がりは諦めて、完品羽化を目指そう。


先の♂が完品羽化した人工蛹室に入れた画像がこれだ。


ウン・・・？
先の♂よりも少し小さいか・・・？

ちっちゃかったら単独飼育する意味が無い・・・
３頭同居させてたら、同時に羽化したのに・・・

ところで、先に羽化したヘラヘラは？と言うと・・・




体長１２６ｍｍで羽化。
角曲がりは残念だけど、そこ以外は完品だから寿命という点でも問題は無い。
・・・ただちょっと・・・角細かな・・・残念。

一方、♀は？と言うと・・・


体長６４ｍｍと並みのサイズで羽化している。
体が艶消しのビロード状になっているけど、マットが付いているだけだ。

ただ３月に羽化確認したけど、もう後食し始めている。
・・・？
してみると今年の１月には羽化していたのかな。
まぁヘラヘラの寿命は長いから、羽化ズレなんて全く気にしない。
高タンパクゼリーを食べさせてれば・・・

昨夜煩かったコーカサス♂は・・・




残念ながら★になっていた。
昨夜はあれだけ暴れていたのに・・・

カブトはパワ－はあっても生命力は弱いね。
ただ★になる前夜は、気が狂ったように暴れるんだね。
・・・命の最後の輝きなのかな。
ア～メン

羽化

今朝目を覚まし、クワガタ成虫コーナーを覗いていたら、ヘラヘラ♂が羽化中だった。


詳しく書くと、羽化はほぼ終了で下羽がはみ出している状態。


ヘラヘラは大型な昆虫やね、羽化時に出る水分も多いし、蛹の殻も大きい。


２０１０年８月３０日孵化だから、羽化まで１年７ヶ月・・・ヘラヘラ♂だったら普通やね。


♀は既に羽化していて、３月１０日に羽化が確認されている。
ただ未後食だから、羽化は今年なんだろう。

ここまで確認したところで、散歩に出かけた。
いつものように川原を歩く・・・今日はちょっと暑い・・・春と言うより初夏という感じだ。
・・・
・・・！
初夏！
クワガタだ。

林に行ってみよう、何かクワガタ虫がいるかも。


セミの抜け殻。
大きさからして、クマゼミなのかな。


う～ん・・・一応クワガタ虫なのかな。
チビクワ・・・肉食性のクワガタだから、何かクワガタっぽくないんだけど。
でもまぁ、身近にクワガタ虫は居たし・・・

散歩から帰ってヘラヘラを見たら、羽化は終了していた。
私はこれまでスポンジ製の人工蛹室を馬鹿にしていたけど、これからは見直さないとな。


完品羽化だけど、胸角の曲がりがね・・・
でもまぁ、ブリードに成功すれば累代は大丈夫だろうし。
ペアリングは８月～９月頃かな。

久しぶりのヘラヘラ

長い間ヘラヘラの記事を書いていないなぁと思っていたけど、前回の記事は２０１０年１２月５日で１年３ヶ月振りになる。
何でそんなに時間がかかったのかというと、幼虫期間だったわけだ。
・・・ということは、羽化したのか蛹化したのか・・・


♂はやや小柄な感じだけど、２０１０年８月孵化だから１年７ヶ月で蛹・・・
・・・もうちょっと大きいと良かったんだけどなぁ。


角度違いの画像だけど・・・！！！
角の先っちょが！
・・・曲がっとるがな、角が！

・・・　・・・　Ｂ品決定かぁ・・・

こうなったら羽パカだけは避けたい。

一方、♀はどうかと言うと・・・


既に完品で羽化しちょりました　（＾＾）／
体長６７ｍｍ　累代ＣＢＦ１　グアドルーブ産という極一般的な産地だ。

・・・とまぁ、ここまでは♂の角を除くと良いようだけど・・・


実は♂の蛹室を破壊してしまったのだ。
蛹室にマットが一杯入ったから、マットを出そうとプラケを逆さまにしたところ、蛹室が下に落ちてしまったのだ。

・・・当たり前と言えば、当たり前なんだけど・・・

・・・？

♀の蛹室はどうなんだと見てみれば・・・


何の問題も無く、綺麗な蛹室が・・・
この蛹室も下に落ちたんだけどね・・・なんで♂の蛹室だけが壊れるかねぇ・・・

・・・ウ～ム・・・
・・・！
人工蛹室・・・作るか・・・いや、カブチンは大きいから買うか・・・・？
羽化まで時間はあるから、暫く悩むかな。

成長と老い

今までヘラヘラは数頭の♂を飼育してきたけど、皆短命で不思議に思っていた。
クワガタと違って、カブトはＢ品を飼育すると落ちやすいということも教えてもらった。
・・・ふ～ん、そうなんだ。

今年の１頭目の♂は完品個体を買ったのだが、未交尾のまま寿命が来た様に落ちてしまった。
・・・★になるのが早過ぎないかい。

諦めない私は２頭目の♂を求めた。
２頭目ということで、胸角の曲がったＢ品を安く買ったのだが、これが当たりだった。

幼虫を３５頭も残してくれたのである。
人から見れば大した事無い数かもしれないが、私には大成功だった。
・・・今まで最高でも４幼虫しかゲットしたことが無かったから。


殊勲賞物の♂。
子孫が多いと状態が良いのか長命である。


今年の３月上旬羽化で今は１２月上旬、９ヶ月も生存している。
皆さんの処ではそれくらい生きるかもしれないが、私の所では初めてだから感心している。

ヘラヘラは１年弱ほど生きると書かれているけど、納得である。
殊勲賞の♂だから、長生きして欲しいものである。

一方、子供はと言うと・・・

今夏７月１８日に孵化しているけど、もう３令になっている。
国産カブト並の大きさだが・・・

家に２９頭もヘラヘラ幼虫が居ると、場所がね・・・
どうしようかな・・・

最後の卵、孵化す

今朝、ヘラヘラの採卵した卵を見てみると、最後の卵が孵化していた。
親♀はとっくに★になっているけど、体重は軽くなっていた。
でも後になれば成る程、孵化率は悪くなると思うけど、６卵全てが孵化していた。
・・・事故？（殺虫？）が無ければ、もう少し産卵数は伸びたかもしれない。




６月１３日セット　６月２９日採卵　採卵数　１０個　孵化数　８個　孵化率　８０％
６月２９日セット　７月１８日採卵　採卵数　　８個　孵化数　７個　孵化率　８７．５％
７月２４日セット　８月　９日採卵　採卵数　１５個　孵化数１３個　孵化率　８６．７％
８月１３日セット　８月２８日採卵　採卵数　　６個　孵化数　６個　孵化率１００％
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　採卵数計３９個　孵化数３４個　孵化率　８７．２％

ヘラヘラの孵化率は良く判らないけど、そんなに悪くないと思うけど・・・
３４幼虫の内、４頭は里子に出したから、手元に３０幼虫居る。
・・・ヘラヘラという巨大幼虫で３０頭・・・ちょっと多いかも。


孵化した幼虫をマットに置いてみる。
大きくなってくれよ。


♀が★になってしまうと、全く御用が無い♂。
でも３４頭の幼虫が取れたことは、この♂の功績だ。
だから寿命になるまで、エサを切らさずに飼育しよう。

この♂は３月上旬羽化だから、６ヶ月生きている。
普通に飼育すると１年弱生きるそうだけど、ノホイネン家ではそんなに寿命は長くない。
この♂も左前脚符節切れになっている。


ＰＳ

カブト繋がりで、ネプチューンのその後はと言うと・・・
２０１０年の４月中旬羽化を確認していると言うことだから、羽化後４ヶ月経っている。
でも♂は符節切れも無く、元気だ。

♀はマットに潜っていて確認出来ないが、多分まだ生存しているんじゃないかな。
でも前に確認したとこだと、６本の符節の内５本が切れていたから、元気とは言い難い。
でも、祈　有精卵を産卵！

一方採卵した卵は、・・・
明らかにヘラヘラの卵よりカビや細菌に弱いようだ。
それに、大きさもヘラヘラより格段に小さい。

２４卵を採卵したけど、既に６卵がカビに巻かれたり、腐ったりしている。
孵化率５０％、１２卵が孵化してくれると良いんだけど、どうかな。
期待して見ていこう。

ヘラヘラ♀よ！ ありがとう・・・

先日記事を書いたばかりのヘラヘラ。
何げにプラケを見ていたら・・・


ヘラヘラ♀が★になっていた。
“悲”である。

今まで過去最高の３９卵を採卵。
内、２４卵が孵化。
しかもあと９卵が孵化するかもしれない。

目標６０卵採卵し、５０幼虫孵化・・・
・・・残念である。


悲しみにくれる♂。
・・・でも♀の★のなり方が、妙なんだよな。
・・・♀の首がプラプラしている・・・★になったクワガタ虫の♀みたい・・・

まさか・・・とは思うが・・・
しかし、♀を★にしたヘラヘラ♂なんて、聞いたこと無いし・・・やっぱ寿命かな、産卵数も落ちてたし・・・
でもア～メン。


ＰＳ

昨夜のショックは尾を引いたが、今朝その忘れ形見を見ると・・・

更に１頭、孵化していた。
真っ白な幼虫で、元気に羽化まで行って貰いたいものである。


この幼虫群は、１５頭取れて好調だと思っていたグループに所属している。
この中では、２卵が腐り、１１卵が孵化、２卵が卵続行中だ。

残りの２卵が孵化するかどうかだが、黄色っぽい処が全く無く、真っ白である。
ただ円形に大きくなっているから、孵化するのかな？
もう暫く待てば、結果が出るだろう。

最後に割り出した６卵だけど、これはまだ卵が小さいし、楕円形の卵もある。
でも無事に孵化してもらいたいものだ。