第４回割り出し

今年大いに期待して産卵セットしたサタンオオカブトだけど、早くも４回目の割り出しになった。
昨年までは、私のズボラが原因で採卵せず、幼虫で割り出していた。
・・・そうすると、孵化しないんだなぁ・・・

最高で４幼虫しかゲットできなかった。
たまに幼虫で割り出している人が、幼虫で割り出すほうが手間が掛からないから良いとか書いていることがある。

“ウソこけ！”・・・そのままマットで保管してたら、孵化せんやないか！
・・・これは私が得た教訓なのだ。
カブトは採卵する方が、圧倒的に幼虫をゲットできる。

前回６月２０日に採卵した後、産卵数が落ちないようにペアリングさせていた。
６月２０日～７月３日まで同居させたから、２週間ほども同居させていた。
・・・もう十分やろう・・・と言う訳でセットだ。


割り出すと、直ぐに卵が見つかった。
白い卵で、有精卵だという確信がある。

理由は簡単で、２回目の割り出しで採卵した卵８個中７個が孵化したからだ。
残念ながら１度目の割り出し分は、１卵は正常に孵化したけど幼虫が弱かったみたいで、落ちた。
残りの２卵は、無性卵だったのだろう。
だから現在は７幼虫が、プリンカップ２６０ＣＣに入っている。


元気に見つかった母♀だが、左脚符節が無い。
徐々に寿命が近づいてくるのだろう。
・・・あと３０卵ほど欲しいけど・・・

結局このセットからは、２０卵が採卵されたけど、プチュした卵が２卵・・・中身が出てきている。
・・・１８卵中１５卵は孵化して欲しいな・・・


♀は左脚符節が切れている以外は特に問題ないから、即セットに入っていただいた。
・・・！
・・・？
幾何学模様じゃ無い・・・何故なんだ？
答え
ゼリー皿が足りなくなったからだ。
でもまぁ３個も使っていれば十分なんじゃ・・・？


卵の父親・・・嬉しそうである・・・
ウソだぴょ～ん！
実はこの♂・・・★になりかかっているのだ。

昨年の７月中旬羽化個体だから、丁度１年・・・
よく頑張ったと言うべきなのかも・・・ア～メン

孵化

サタンオオカブトであるが、今まで３度採卵している。
１度目は５月１０日に３卵、５月１８日に７卵、６月２３日に１１卵・・・
その内、５月１０日採卵３個の内１個がカビたけど、卵が傷ついていたのだろう。

５月１０日の２卵と５月１８日の７卵が丸く膨らんでいる。
卵の中が透けているけど、どうやら幼虫らしき影が見える　（＾＾）／


５月１０日採卵の２卵だけど、１卵が孵化している・・・が、孵化直後に★になったようだ。
今シーズン孵化１号は★になっている・・・惜しい。

もう１卵は・・・どうも無性卵じゃないかな・・・中身が透けて見えない・・・


こちらは５月１８日採卵の７個組みだけど、２卵が孵化している　（＾＾
サタンでは過去、最高で４幼虫ゲットというのがマイギネスだ・・・ちょっと少ないなぁ・・・
でも期待できるじゃないか・・・少なくとも４幼虫以上は・・・


エヘン！私がパパです・・・ってウソだぴょ～ん。
何の関係も無い叔父さんなんです。


エ～、私がホントのパパです・・・って、既に★になってるんだな、これが・・・

勿論、虫のことだから絶対とは言えないけど、どうも寿命が短いんじゃないかい。
この個体は、体長９４ｍｍ　２０１０年１２月中旬羽化・・・先月★になったから・・・羽化後６ヶ月の命・・・短すぎるだろう。
♀は同じく２０１０年１２月羽化で現在も元気に産卵中だ。

同月羽化なら、産卵する♀の方が寿命が短いはずだけど・・・
それに元気な叔父さんだけど、２０１０年７月羽化・・・羽化後１年生存している。
・・・納得出来んのぅ・・・子供を残してくれたから、黙っちょるけど・・・ブツブツ・・・

卵

今年の５月１８日にセットしていた、サタンオオカブトのセット。
ところが忙しくて、採卵していなかった。

この♀の卵は過去２度採卵されていて、それぞれ２卵と７卵が採卵されているからボウズは無い。
・・・

ところが途中の作業を画像に取り忘れたんだね。
・・・


これを機会に交尾するように、同居させてみた。
まぁ♀にエサをたっぷり食べてもらおうと言うことでもある。

この♀・・・符節が１本落ちているし、体重も軽くなっているような・・・？
出来ればあと２０～３０卵は採卵したいけど・・・


同居期間が終わったら、このプラケに引っ越してもらおうと思っている。
このプラケは今まで使っていたコンテナよりも、大きいのだ。
マットもかなり追加で入った。
・・・採卵数に期待できるんじゃないかい。


セットから採卵まで約１ヶ月・・・ちょっと時間が開いたな。
結果は８卵・・・でも実際は採卵時にプチュ３卵なので、１１卵採卵できていた。

１ヶ月で１１卵・・・？
少ない。

・・・と言う訳で、上記同居になったのだ。
交尾してもらって、一杯産んで欲しいものである。

ちなみに・・・


一番初めに採卵した卵は・・・
３卵中２卵が無事であるが、楕円形だった卵が円形になってきたようだ。
でも卵の中に幼虫は確認できない・・・無性卵？・・・いやいや結論を出すには早すぎるでしょ。

・・・あと１ヶ月くらいで結論は出るはずだ。
（＾＾）／・・・こんな絵を描きたいものである。

２度目の採卵

５月１０日に１度目の期待がかかった採卵が、３個のみという情け無い結果に終わってがっかりだった。
昨日不安に思いながら、２度目の採卵をした。
１度目の採卵と２度目の採卵は、８日しか開いていない。
・・・？
１度目は２週間ばかりの期間があったが・・・

産卵期間が長いと♀が動き回って、踏み潰すんじゃないかと考えたのだ。
・・・それにプラケ底面には、３個の卵が見えていたし・・・


マットを崩すと・・・
♀が居た・・・でもちょこっと傷んでいるような・・・


少し体重が軽くなったような気がするなぁ・・・
それに符節の一部が落ちているような・・・

この個体は、案外寿命が近いのか。
・・・う～ん、もうちょっと頑張って欲しいけど。


３度目のセットだ。
エサゼリーの上に置いたけど、爆食して産んで頂戴よ。


２度目の採卵結果は・・・
７個・・・

８日間で７個だと、こんなもんかな。
１度目の採卵と２度目の採卵を足すと、１０卵になる。
・・・ちょっと少ないかな。

この♀が★になるまでに５０卵は欲しい。
勿論、孵化率は９０％以上で・・・
祈　爆産！

なんだこれ・・・

先月２４日に産卵セットしていたサタンオオカブトのセットを崩すときが来た。
・・・セットしてから１６日が経っている。

１０個以上、いや、１５個は卵があるんじゃないかな・・・～♪
割り出しが楽しみ楽しみ・・・何せプラケ底面や側面に合計３個の卵が見えているのだ。

セットを崩すと・・・


♀成虫が現れた。
２０１０年１２月上旬羽化　体長６３．８ｍｍ　２０１１年２月１０日より後食開始
羽化から５ヶ月・・・産卵には良い時期なんじゃないかい。

ところがマットを崩しても中々卵が見つからない。
・・・可笑しいねぇ？

ようやく卵が見つかった・・・１個・・・２個・・・３個・・・


真っ白い卵で、有精卵を願うだけだ。
卵は、産み落とされてから時間が経っていないのだろう、形が楕円形だ。

更にマットを崩す・・・尚崩す・・・
・・・？

卵は３個しか見つからなかった。
どうして・・・？
♀は何が気に入らなかったのか。

・・・３個の卵だけじゃ、とても足らんわい・・・


・・・かくて、再セットとなった。
何か、力が抜けたな・・・


この♂は体長９２ｍｍしかないけど、２０１０年７月羽化だから羽化後９ヶ月経ってるけど元気だ。
・・・だったら元気を現して欲しいんだけど・・・


産卵数が多ければ、“パパの雄姿”として紹介したかも知れないが、この数じゃねぇ・・・
でもまぁ、有精卵だったら♂の責任じゃないし・・・

次は２週間後だから、２４日に割り出そう。
次こそは１０個以上の卵が欲しい。

・・・そういやサタンでは４頭の幼虫ゲットが過去最高だったはずだ。
３卵が孵化したら、あと１頭でマイギネスだ・・・
・・・　・・・
ちょっと低レベル過ぎるな・・・夢は大きく！　ってか！

う～ん、卵やけど・・・

ポカが多いというかアホなんじゃなかろうかと思うけど、どうも自分で自分がつかみきれていない。
・・・
サタンオオカブトなのであるが、・・・

先日、失敗ブリードだと思っていたけど、実は幼虫２頭がゲットされた・・・と記事にした。
そして、新しく♀成虫を購入したと書いた。
現在その♀は後食を早くしないかなと待たれているのだ。

・・・
それだけなら良かったけど・・・
♂成虫は♀成虫が★になってから、ヤモメだと思っていたが・・・
・・・実は同居している♀が居たのだ。

うっかりするにも程がある。
♀成虫が居るんなら、新しい♀成虫を買わなくても良かったのに・・・


仕方ない・・・早速産卵セットだ。
例によって幾何学模様の産卵セットだ。


このセットは４月２４日にセットしたけど、早速プラケ側面に卵が見える。
念のため、底面も見たけど卵２個が見えた。

・・・産んどるがな！
・・・しかも爆産の予感！


前の幼虫２頭の父でもあるけど、今回の卵の父でもある。
種♂としては優秀なのかも知れん・・・まぁ普通なのかも知れんけど。

上手くいくと、卵６０個・・・孵化幼虫５０・・・なんてことになるかも　（＾＾）／
しかし３頭目のサタン♀を買っていたのは無駄な投資だったな。

サタン・・・？

今年１月５日にサタンオオカブトの産卵セットをしたけど、１月８日に♀が★になっているのが確認された。
・・・
こんなん、産卵セットした内に入らんわい！
しかし一体何が悪くて♀が★になったんか？

空しさが残った・・・
この産卵セットは、このまま放置された。
以来、３ヶ月・・・コバエ沸きまくりの汚いセットになっていた。

しかしコンテナでセットしてあるんだけど、このコンテナが貴重品なのである。
・・・コンテナをマット産卵種に使用したい・・・具体的に言うとミヤマね・・・

コバエ沸き捲くりの汚いセットだけど、片付けよう・・・


エサゼリーをポイッ、転倒防止材をポイッ、マットを新聞紙にポイッ・・・？
アレッ！


なんやねん・・・この幼虫は・・・？
・・・幼虫はカブト虫だ。
・・・サタンじゃないの？

ブリード成功しとるがな！
・・・　・・・
ちょっと言いすぎやと思うけど・・・２頭しか取れてへんし。
・・・しかし・・・２頭とか１頭とか４頭とか、ブリード成功とは言い難い中途半端な数やな～。


明らかにカブトやな。
♂班は見当たらないから多分♀だろう。


こっちは、♂班らしきものがあるから♂じゃないかな。

♂と♀が１頭づつだったら、ペアだからバッチシなんだけど・・・
羽化時期が合うように、同居させよう。
・・・羽化時期は、多分２年半～３年後やね・・・長～い！

この幼虫達の母♀は既に★になっている。
・・・♂親は？
この辺、少し私のカブト飼育方法も進歩したんだけど、♂親はまだ生きているのである。


体長９２ｍｍと並みのサイズだけど、羽化は昨年の７月。
・・・羽化してから９ヶ月・・・案外長命やないか。

コツは低温飼育と高タンパクゼリーだ。
・・・なんだそれだけなら、誰でも知ってるじゃないか→それは雑誌を読んだり、ＨＰを見て知識を得ているから言えることなんだな。




符節切れも無く元気な♂・・・
・・・このままヤモメ生活を強いるのは・・・忍びない・・・そう思うけど・・・
・・・ウ～ム？


ＰＳ

今朝、ヤマト運輸が荷物を持ってきた。
・・・


ボリビア　ユンガス　コロイコ産　サタンオオカブト♀・・・


ちゃ～んと手配してたんだね。
・・・私は懲りない人なのである。

何でやねん

朝からＴＶを見ていて思うけど、どうもフランスの刑事物はピンと来ない。
殺人事件であっても、何かノンビリ聞こえる。
“シュパッパッ”（意味は知らん）と大声で叫んでも、やさしく聞こえるから迫力は出ない。
フランス語・・・殺人事件には不向きな言葉である。

・・・ところで新年１発目の産卵セットとして、サタンを紹介した。
１月５日にセットし、今日は１月８日・・・
そろそろ落ち着いただろうと産卵セットを覗いたら・・・


♀がマット上に上がってきていた。
・・・でも動かない・・・


・・・じ～っと見たけど、★になっている・・・
・・・


間違いなく、★個体だ。


理由は・・・
鞘羽に対し、お尻が大きくてはみ出しているような感じがある・・・
・・・でも、そんなんで★にはならない・・・

符節掛けも無い。
羽化が５月だから寿命だったのだろうか・・・
でも寿命だったら、符節が落ちていくと思うけど・・・


一方、７月羽化の♂はいたって元気。
勿論、符節掛けも無い・・・

★になった理由は全く分からない。
・・・どうしよう・・・
年明け１発目なのに、縁起が悪いな。

年明け１発目の産卵セット

昨年から同居させていたサタンオカブトのペアだけど、多分交尾は終わっているだろうから、産卵セットに入ってもらおう。
サタンは、ブリードしても２～５頭程度幼虫が取れるだけで、爆産経験は無い。

理由として考えられるのは、
①　飼育温度が２５度で高かった。
　　　・・・だから親が直ぐに★になった。

②　エサゼリーをケチってノーマルゼリーを食わせていた。
　　やっぱり高たんぱくゼリーが良いんじゃないでしょうか。（バナナを食べさせている人も多いという）

・・・で、今回のセットは
①　低温の幼虫飼育ルームに産卵セットを置いた。
②　ヘラヘラで上手く産んでくれたので、高タンパクゼリーを食べさせている。

・・・さ～て、どうなるかな？


産卵セットには、カブトの場合コンテナを使う。


カブトも良く壁面に沿って歩いて、ひっくり返っているから、防止に木切れを入れようと思ったけど、木切れが無いからエサ皿で代用だ。

サイコロの５の目みたい・・・
・・・ロケみつブログ旅の早希ちゃんを思い出すな～


２０１０年５月羽化　体長６６ｍｍ　ボリビア　ユンガス州コロイコ産　ＣＢＦ１
データはどうでも良い・・・確かにサタンであって、産んでくれたら・・・


２０１０年７月羽化　体長９２ｍｍ　ＣＢＦ１
こっちは確かにサタンなんだろう。


胸角にモジャモジャと毛が生えているのが可愛い。
・・・幼虫が取れたら良いんだけどね・・・神のみぞ知る・・・

ヘラヘラでブリードは上手くいったから、同じ考えでサタンのセットを組んだ。
４０頭以上幼虫が取れるかね～

ペアリング開始

懲りんやっちゃな！
そう思う。

農耕民族なのかな・・・
狩猟民族だったら、ブリード失敗したら次のクワガタに移っていくと思うけど、私はしつこく失敗した種を追いかけるのだ。

今回はサタンだ・・・　　・・・　何か・・・良く失敗してるな・・・

サタンはここ数年で大幅に暴落した。
昔は私も一攫千金を夢見て、大金を投資して２～３頭の幼虫しか取れず、涙を飲んだことが多々ある。
当時は１ペアで３０万両以上していたんじゃないかな。

その後、低温だと割りと簡単にブリード出切ることが知れ渡り、暴落した。
・・・？
だったら私もそうすればいいじゃん・・・と思うかもしれないが・・・
私はへそ曲がりなのだ。

知ってはいても、そのまま２５度でブリードし続け、失敗し続けていた・・・アホである！
しかし今回そんなことは無駄であると感じ（何で今頃？）、低温でブリードしようと思いついた（何で今頃？）。
・・・価格も暴落して、緊張感も無くブリードをする・・・



♀を待ち続けるけなげな♂。
・・・


サイズは９２ｍｍだから、ちょっと大きくなりきれなかったのかな。


６６ｍｍとやや大きめの♀・・・
だけどちょっとお尻が出ている。
・・・でもまぁ、産んでくれたら良いか。

今回の目標は、４０頭以上幼虫を取ること。
・・・産卵セットは１月３日頃に組む予定だ。
何か・・・縁起が良いかも。　（＾＾