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エノキ、カワラ材 [ムニスゼッチフタマタ]

先月3月5日にケンポナシという材でムニスの産卵セットを組んだ。
♀は既に数週間前に★になっていたから、幼虫期待のセットだったけど、昨日割り出してみた。

・・・結果はやや期待を裏切る初二令幼虫7頭ゲットだった。
・・・中途半端に少ないなぁ・・・
15~20頭ほど期待していたのであるが・・・

♀がセット後1ヶ月強で★になっていたから、これが産卵数に影響したのかもしれない。
・・・
・・・
フッと思うんだけど、どうも♀が★になるのが早すぎるんじゃなかろうか?
ムニスの過去のセットを思い出しても、セット後2ヶ月生きていた個体は少ない。

・・・
だとすると、産卵セットした温度が高すぎたのか?
今回はこれもテストしてみよう。

ペアリング温度は25度前後、従来の産卵セットも25度前後だ。
だったら今回の産卵セットでは19度程度を試験してみよう。
19度は、少し低すぎるかもしれないけど、19度で保管している♂は成熟しエサを食っているから、♀も産卵できるかも知れない。

P1020819.jpg

P1020820.jpg
後食して成熟している♂。
体長61mm 2011年1月羽化 累代F2
ちょっと小さな♂だけど、安全を期して購入したままのマットで飼育したのだ。
だからこのサイズなんだけど、菌床飼育したら70mmくらいにはなったんじゃないかな。

P1020821.jpg
体長38mm 2011年2月羽化 累代F2
別の方から買った♀だけど、何とか30頭ほども産んでくれないかな。

P1020822.jpg
♂♀共に後食状況が良いから今日から同居させてみた。
・・・どうかな・・・

ムニスゼッチの飼育については、幼虫が手元に30頭ほども居ると思うから、累代は全く問題が無い。
・・・?
じゃぁ、何でペアリングするかと言うと・・・

P1020825.jpg
柔らかくツメが直ぐに食い込むくらいで、フカフカに菌が回っている。
何の材かと言うと・・・
エノキのカワラ材なのである。

私は今は無きニジイロクワハウスの菌床がエノキチップを使っていたことから、エノキには特別な思い入れがあるのだ。
ニジイロクワハウスの菌床は、熟成が足らないのか幼虫が落ちたりもしたけど、一発大物が作れるという魅力があった。
・・・以来、外産飼育はエノキかブナにしている。

P1020826.jpg
柔らかすぎて国産オオには不向きだろうが、シカやフタマタには良いんじゃないかな。

この材は、“富山のクワ貧”というショップからオクで買ったのだが、不安は無い。
理由は簡単で、新潟在住時に訪問していたからだ。
やっぱり人間、一度店に行っていると安心感があるんだなぁ。

今回のブリード目的は、低温でも♀は産卵するのか?
その場合、♀の寿命は長いのか?
材では、ケンポナシは中々効果ありだと思うけどエノキ材だとどうなのか?

以上の事項を考察したいと考えている。


PS

P1020828.jpg
・・・ジャングルの中で獲物を探す・・・ラプトル・・・な~んちって (^^)

P1020833.jpg
これまで、大陸のフタマタは寿命が短いと言っていたけど、このフォルスターフタマタは、羽化後10ヶ月も生存して、先日惜しくも★になった。
しかも幼虫30頭ほどのパパなのである。
・・・ア~メン。

累代F2 体長67mm 2010年6月20日羽化 ミャンマー サガイン産だからキヨタミィだ。
体長が67mmと並のサイズだけど、ここまで長生きするとは・・・
高タンパクゼリーを食べていたから長命なのか・・・
・・・ウ~ム。
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