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発病 [病院]

2006年11月27日深夜1:40頃だったと思うのだけれど、突然発病した。
病名は脳溢血(小脳部出血)だ。

ガツンという音というか衝撃というかを感じて起きて見れば、目の周りがグルグル回っている。
手元にあったガラスビンを取り寄せて吐く、又吐く・・・その内吐くものがなくなり音だけゲーゲー吐く、・・・
ノホイネンは50前の独身ヤモメだ、誰も連絡してくれる人も連絡する人も居ない・・・

やっとこさで、頭の位置が大きくズレなければ、吐かないことがわかり小康を得る。
目の周りが明るくなったり、暗くなったりしているから時間の経過がわかるが1日から2日(実際はもっと長かったようだ)ほどじっとしていたようだ。
そのうちトイレに行きたくなり、トライしてみたものの上手くいかない。
仕方なく、頭の周囲にあったガラスビンに小用を足してみる。
幸いガラスビンは多数ある。
実はクワガタムシを多数飼育していたのである。
2Lのガラスビンに2個(4回分ね)、一杯になったところでトイレに移動を試みる。

4つん這いになったままでないと、三半規管がダメになったらしくひっくり返ってしまう。
それで4つん這いになったまま、最後の力でトイレの戸を開け、自分の体を便器に座らせると何とか
用を足せた。
そんなことを2~3回繰り返すうち、何かものに捉まっていれば体が保持できると知った。

リュックサックに健康保険証等を詰め込み、服を着替え、鍵を揃えて午後7:30頃に119番に電話した。
数分後に来てくれたが、家の鍵が鍵穴に挿せなかったことを良く覚えている。
又、家の階段が上手く下りられなかったことも・・・

ピーポーパーポーという音と共に田園調布中央病院に送られたのだが、CTの結果待ちをしている間に女医と“通いが良いのフーン、でも入院の方が良いのだけど”とかいった雑談をしていた。
CTの結果が出ると態度は一変、出血してるじゃないの・・・直ぐに転院受け入れの電話を・・・

ここで運良く?かどうかはわからないが都内旗の台の昭和大学病院に引き取ってもらった。
2日ほどICUに入院し、3日目に通常の病棟に入院した。

ここではっきり言って置くが、ノホイネンは田園調布中央病院で小脳出血を告げられているようだが、私自身は全く理解していない。
理解したのはICUに入ってからである。
病状を考えれば、脳溢血と理解できそうなものだが、本人は全く脳溢血だと思っていないから思い切り笑える。
何か目がグルグル回ってるで・・・と思っている間に★になっちゃった人も多いのじゃなかろうかね。
こうして考えれば少しは救えると思う・・・案外人は絶望の中で★を迎えることは無い・・・のかも知れない。

入院が12月2日で退院が12月26日だった。
結局、1ヶ月ほど入院していたことになる。
発病が11月27日で入院が12月2日・・・そして退院が12月26日・・・
発病から入院まで5日、入院から退院までが24日・・・これが入院日数だったりする。

1時間半ほどパソコンに向かっていると、目で見ている文字と頭が理解している文字が分解するので小休止します。


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